成人の日 僕は魔法少女になった

1月14日 本日は全国的に成人日和

成人式に興味は湧かなかったが母が行けと言うので仕方なく行くことにした。

ちなみに母は成人式には行っていないらしい。しれっとダブルスタンダードを決めるな

 

 

徒歩で会場に向かう。片道30分程あるので色々と思索に耽っていた。

本当に成人したんだとか、大人の自覚なんてまだ無いとか、当日の深夜までツイキャスで替え歌作って遊ぶのは大人のやる事なのかとか。

酒飲むのも大人の自覚があるから出来ると言えばそうだがそれは少し違うとか、昔の知り合いも同じような事考えているのかとか、そういえばまだ知り合いに会ってないなとか、どころか成人式参加するような人と遭遇していないとか。

 

そう、振袖の女性はおろかスーツで出歩いている人すら私以外どこにも見当たらなかった。

 

まさか成人式に参加するのは市内で私だけなのではという杞憂を抱えているといつの間にか会場近くのコンビニまで歩いていた。

そこでようやく成人式参加者と思わしき人物を発見する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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参考画像(出典:小倉経済新聞)

 

ホントにいるんだなぁこういうの

私の地元は割と治安がいい方だとは思っていたがヤンキーはどこにでも存在するらしい。

 

あとコンビニの前はやたらとタバコの吸い殻が捨てられていた。

絶対こいつらが捨てただろ 確証は無いけど。

 

 

 

 

成人式開始10分前 会場に到着。

会場前はヤンキーがたむろしていた。私の行動時間はヤンキーと大体同じようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ついでに警察もたむろしていた。

問題を起こすと思われている内は世間的にはまだまだガキだという事だろうか。少し肩の荷が下りた気がする。

 

 

 

会場に入る。待ち合わせもしていなかったので1人で空いていそうな場所を見つけ座った。

騒がしいのは苦手なので周りがスーツ姿で固められているところを狙ったつもりだったが後ろの席のやつは髪がオレンジ色で、横の席は緑色だった。どうやらパリピの巣窟に踏み込んでしまったらしい。

 

開始5分前 唐突に後ろの席のオレンジ髪が立ち上がり、叫んだ。

 

 

「お~い!マンジロウ!!」

 

 

どうやら知り合いを見つけたらしい。

マンジロウはおそらく卍郎という字を書くのだろう。

パリピは生まれながらにして卍であるという事か。恐ろしい。

 

 

そんなこんなで成人式開始。しかしここで事件が起こる。

どこから湧いたのか袴軍団が乱入してきたのだ!

 

彼らは赤のドレッドを自慢気に見せつけながら我が物顔で闊歩してきた。

その堂々とした態度を見て私は新手の大名行列かもしれないと思ったのでとりあえず土下座の準備をした。

 

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すると今度は隣の緑髪が立ち上がり袴軍団に呼びかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい!黒チンコ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今コイツなんと言った?

チンコ?チンコって言ったか?

お奉行様相手に何と失礼な。間違いなくこいつの首は飛んだ。

 

しかし袴軍団に動きは無い。もしかしたら「白あんこ」を聞き間違えたのかもしれない。良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいっ!チンコッ!黒チンコ!!聞こえてんのか!!

チンッ!チッ、チンコ!!黒チンコ!!!おーい!!!」

 

 

 

死罪確定。確実にこいつの首は飛んだ。

 

だがやはり袴軍団に動きは無かった。ひょっとすると袴軍団は本当はただのヤンキーで緑髪はその中にいた昔の知り合いを必死に呼んでいただけなのかもしれない。それにしてもチンコというあだ名はどうかと思うが。

 

だが黒チンコは他の袴との会話に夢中らしくこちらに気づくそぶりは無く、緑髪のチンコへの愛は会場内に空しく響き渡った。

 

 

ヤンキー達はそのまま流れるようにして退場していった。何をしに来たんだ。

入れ替わりで市長が登壇し挨拶をする。

 

 

「皆さん、今日は心に残る成人式を…」

 

 

赤ドレッドとか虹色リーゼントはしっかりと私の心に残ったよ

もういい、十分だ

 

挨拶が終わると楽団が演奏を始めた。スターウォーズのテーマだった。

まだ周りはざわざわとしていたが後ろのオレンジ髪が「そろそろ静かにしようぜ」と言ったのをきっかけに静かになった。

卍郎のダチのくせに良い奴じゃないか。

 

その後は何事もなく閉会。

会場を出たところで中学の友人と再会。折角なので写真を撮ってもらった。

 

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酒を飲みたかったので誘ってみたがみんな高校の同窓会など用事があるらしいので1人で寂しく帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そしてマギレコをインストールした

 

成人式と何も関係ないように思うが順を追って説明したい。

 

まず私はマギレコを忌諱していたという事だ。

ツイッターのフォロワーは以前からマギレコメインのアカウントがあり、そこから話を聞くと

「排出確率1%の最高レアキャラを完成(4体必要)させないと話にならない。」とか

「ログイン時間2時間前になったらフレンドを切る」などを聞かされガチ勢しかいない闇のゲームだと思い込み遠ざけていたのだ。

 

しかしマギレコメインのアカウントのフォロワーが増えるにつれ話す機会が多くなり、彼らに以前ほど恐れを感じなくなっていた。

前日もマギレコアカの方と話し、スク水アヘ顔」やら「片ハゲ」などのパワーワードで深夜のタイムラインを荒らしつくした。

もうマギレコプレイヤーに対して畏怖の感情は消えていた。

 

そして成人式でどこかの偉い人があなた達には無限の可能性があると話していた。

 

そうだ、成人男性が魔法少女という対極の存在になってもいいのではないか。

私は魔法少女になる決意をした。

 

 

 

 

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ローディング画面

女性なのに女性アイドルの追っかけをしているという設定にオタクの傷付きやすい心への配慮が見える。

 

ロードが終わりチュートリアルを進め、最高レア確定ガチャを回す。

 

 

 

 

 

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れんちゃんというキャラを選んだ。可愛い。

 

この選択が私をジェダイの騎士 ルーク・スカイウォーカーにするのか、はたまた暗黒の騎士 ダースベイダーにするのかは分からないがとりあえずマギレコを精一杯楽しもうと思う。

 

 

 

 

 

改めまして私ことヴィーノ マギレコを始めました。

読者の皆様―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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新米魔法少女ヴィーノの活躍をご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

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と思ってたらプレイヤーはこのマスコットなのね。

なんてこった

 

 

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